【GMOリサーチ】ハッカソン開催レポート

【GMOリサーチ】ハッカソン開催レポート

みなさんこんにちは!システム部の中村です!
今回はGMOリサーチシステム部ではおなじみの”システム研修”についての記事となっています!

GMOリサーチシステム部では年に約2回、システム研修というものが行われており、今回も前回と同様、オンラインとオフラインで行いました。さらに今年は初となる1.5日という時間をかけた研修スタイルとなりました。
今回の研修内容は「ハッカソン」!

それでは早速見ていきましょう。
※▼前回のシステム研修記事のはこちら▼
チームビルディングのために研修したら意外と好評だった話

システム研修の目的

GMOリサーチが掲げるシステム研修では、今後の業務に役立ちそうなエンジニアのスキル習得を目的としており、中でも今回のシステム研修では下記内容をゴールとして設定としました。

GMOインターネットグループの掲げる「AI人財」となるべく、openAI APIを活用し技術力またはの向上に努める”

この目標の背景には、GMOインターネットグループの取り組み(下記)があり、今回のゴールとして設定されたそうです。

GMOインターネットグループは、すべてパートナーがAIの活用により業務を効率化して生産性を高め、既存サービスへのAIの実装などにより質を向上させるとともに、AI産業に新たなサービスを提供することで、「AI活用No.1企業グループ」となることを目指しています。

全パートナーをAI人財化へ AIリテラシー問うオリジナルテスト「GMO AIパスポート」開始 ~「AI活用No.1企業グループ」へ取り組みを加速~

※GMOインターネットグループ「AI活用No.1企業グループ」実現への取り組みに関してはこちらをご覧ください

ということで、「ハッカソン」について見ていきましょう!

研修スケジュール

【1日目】
・アイスブレイク
・ハッカソン

【2日目】
・ハッカソン続き
・各グループ完成したものを発表
・投票&結果発表(1位のチームへは景品)

ハッカソンの流れ

今回行ったハッカソンは、openAI APIにより、AIを使ったアプリの作成をゴールとし、チーム内のリーダや成果物発表者などの役割分担を行いながら各チームで開発を進めました。

チームは6~9名を1チームとし、オンライン・オフライン合わせて6チームに分かれて開発が行われました。
実際のスケジュールとしては下記のように行われました。

当ハッカソンにはエンジニアだけでなく、CTO、デザイナー、採用担当等システム部全員で参加しました。

もちろんインド拠点で働いているメンバーもオンラインで参加し、システム部全員参加型のハッカソンとなりました。GMOリサーチ初となるハッカソンで、いきなり日本とインドの2拠点で開催できたことは、改めてすごいなと、、、個人的な感想です!笑

さて、みなさんの様子はどうだったのでしょうか?

ハッカソンの様子

まずは、各部屋に分かれてアイディア出しからスタート!
何を最優先に考えるのか?
「業務への実用性」「興味」「開発のしやすさ」「早く開発できるもの」など、視点は様々。

まずは1日目終了。
「2日目までに形になるのか?」
「時間が足りないかも」
「他チームの進捗具合が気になる」
などなど、部屋を出る際に各チームの話が聞こえてきていました。

そして、2日目がスタート。
環境構築、コーディング、プロンプトの作成、デザイン設計など役割は各チームで設定しているようでした。
最後の成果物発表に向けて、各チーム最後まで試行錯誤。
早々に時間が過ぎ、成果物の発表の時間となりました。

ハッカソン成果物

各チームの開発内容はこちら!

①TEAM ALPHA
 →データベースを簡単に検索できるもの
②TEAM BETA
 →採用候補者のレジュメを要約し、求めるスキルとのマッチング度を測る
③TEAM GAMMA
 →採用における書類選考
④TEAM DELTA
 →今日食べたものを入力するとカロリー計算し、1日の摂取可能カロリーを元にあと何が食べれるかを出力
⑤TEAM SIGMA
 →自分と気になる人との基本属性(age/gender/region)と性格を登録して、パートナーとのデートプランをAIが提案してくれるもの
⑥TEAM THETA
 →採用面接質問/スカウトメール生成

なんと6チーム中3チームが採用関係の開発を選択!!これも驚きでした。

ハッカソン優勝チームは?

第1回目GMOリサーチハッカソンの優勝は④TEAM DELTAとなりました!

TEAM DELTAの開発内容としては、
【「1日の摂取可能カロリー」と「食べた料理の摂取カロリー」を計算し、残りのカロリーもカロリーオーバーしない献立を提案してくれるもの。
もし1日の消費カロリーをオーバーしていていたら、オーバーカロリー数を元に、何kmジョギングしたら消費できるかを教えてくれる】
という内容でした!

このアプリ名は…

「ONAKA-SUITA-YO」

「お腹空いたよ」をアルファベット表記にしてみたそうです!
また、こちらのアプリのロゴも画像生成AIで作ったとのこと!なんだか可愛らしいですよね!

具体的な開発内容

ここからは、TEAM DELTAのプレゼン内容を紹介していきます!

こんなお悩みありませんか?

健康管理を行うとしても、面倒くささが勝ってしまう…
そんな方に向けたアプリとなっています。

それぞれ個人データを入力すると。。。

なんと、摂取可能カロリーとカロリーオーバーしてしまった場合の消費法まで出してくれる画期的なもの!
また、こちらのアプリは日本語にも英語にも対応したものを開発しました。

また、デモンストレーションとして条件を下記に設定し、実際の動きを披露。
性別:女性
年齢:40代
身体活動レベル:ふつう
朝食:ご飯、味噌汁、鮭の塩焼き
昼食:カレーうどん

「カロリーが余っている時」と「カロリーがカツカツの時」に分け、それぞれの食事やアドバイスなどを返してくれました。

また、開発の中でのアピールポイントはこちら。

ユーザーが使いやすく、見やすいアプリにすることや、開発時間を有効的に使うことができた結果となっており、素晴らしかったです。

今回の開発で使用したのは
使用言語:HTML、JavaScript
開発環境:テキストエディタ

のみ、とのこと!

また、実はTEAM DELTA はリーダーを決めずに開発を行ったそうです!
リーダーがいなくとも、1人1人が自発性を持って取り組んだ結果、開発内容だけでなくチームワークも非常に優れていた結果となりました!優勝おめでとうございました!

ハッカソンの感想

初めて行ったハッカソンでしたが、エンジニアでなく、非エンジニアにとっても非常に学びのある時間となりました。

エンジニアの開発工程を目の当たりにし、改めてエンジニアの方への尊敬の念が深まりました。エンジニアの仲間からは、「普段一緒に働けない仲間と開発ができて勉強になった」「第2回も開催してほしい」との声が上がっていました!!!!

次回のシステム研修はどのようなものになるのか?次回の現場レポートもお楽しみに!

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