【4/2実施レポ】GMOリサーチテックカンファレンス「REMO CON」を開催いたしました。

【4/2実施レポ】GMOリサーチテックカンファレンス「REMO CON」を開催いたしました。

みなさんこんにちは!GMOリサーチシステム部技術広報のちはっぴーです。

今日は2021年4/2(金)に開催されたGMOリサーチテックカンファレンス「REMO CON」当日の様子を振り返っていこうと思います。

当日は総勢175名もの方にご参加いただき、zoom会場では常時80〜100名程度の方々にご接続いただくこととなりました。

▼カンファレンステーマなどについてはこちらをご参照ください。

目次

タイムテーブル

さて、まずはタイムテーブルの復習から参ります。

本カンファレンスは、押したり巻いたりしながら、大体こちらのタイムスケジュールの通りに進められました。

全9トーク、にゲーム大会とブログアワード、そして時々休憩を合わせて3時間。中々長丁場のオンラインイベントとなりました。

▼タイムテーブル

時間 (Time)イベント内容 (Content)
13:50開場 (OPEN)DJ mukakenによるDJタイム
14:00開演&オープニング
TALK
14:10
「withコロナがGMOリサーチにもたらしたもの」GMOリサーチ グローバル人事・総務コミュニケーション部 永井 茉莉
「ソフトウェア開発における問題解決と意思決定」元GMOリサーチ システム本部 アモッド
「リモートペアプログラミングについて」GMOリサーチ システム本部 アントニオ・ソト
14:45休憩 
TALK
15:00
「Google Meet: インターネット接続が貧弱なあなたのための救世主」GMOリサーチ システム本部 シカ・ベルマ
「Mutagen – リモート開発ツールの高速ファイル同期とネットワーク転送の概要」GMOリサーチ システム本部 アウリマス・ニエキス
「Zoomはどのようにして信頼できるサービスを提供しているのか?」GMOリサーチ システム本部 リュウ・シブン
15:35GAME大会GMOリサーチにまつわる、及び全く関係のないクイズ大会をします(※景品あり!)by GMOリサーチ システム本部 本間 輝生
TALK
16:00
「リモートワーク の成功」GMOリサーチ システム本部 プリヤンカ・マワハール
「バーチャル空間におけるチームビルディングについて」GMOリサーチ システム本部 ベサ ポーホネン
「リモートワーク用のコミュニケーションアプリについて」GMOリサーチ システム本部 ロヒート
16:35休憩 
16:45テックブログアワード運営開始〜現在を通して人気のあった開発ブログ記事を表彰します!GMOリサーチ システム本部 益山 千春
16:50抽選会5名様に1,000円分のAmazonギフト券が当たるチャンス!ぜひご参加ください☆彡
16:55閉演安藤CTOよりご挨拶

テックカンファレンス「REMO CON」セッションスタート

14時にいよいよ「REMO CON」がスタートです。

ここでは、それぞれのセッションを振り返っていきたいと思います。

ちなみに、それぞれの発表で使われているパワポのテンプレートや、zoomバーチャル背景はインハウスデザイナーの岩田さんが作成してくれました。

「REMO CON」用パワポテンプレート
「REMO CON」用zoomバーチャル背景

このデザインのおかげで、「REMO CON」というイベント全体の統一感がぐぐっと引き上げられたと思います。

岩田さん、改めてありがとうございました。

次回は是非Tシャツもよろしくお願いします(ちゃっかり)。

それでは、早速セッションの振り返りに入っていきます。

スピーカー1:永井さんによる「withコロナがGMOリサーチにもたらしたもの」

トップバッターは人事総務チームのリーダー永井さんによる発表でした。

2020年1月末に発令された突然の在宅勤務命令を経ての、テレワーク推進プロジェクトの始動など、新型コロナウイルスの流行により発生した「テレワークを円滑に進める」という新たなミッションをどのように推進してきたかについてのお話を皮切りに、テレワーク化による新たな課題(コミュニケーション量の低下)や、DX推進やあらゆるもののオンライン化の加速などポジティブな側面についてもお話いただきました。

スピーカー2:アモッドさんによる「ソフトウェア開発における問題解決と意思決定」

2番目に登場したのは、以前GMOリサーチシステム部に勤務しており、現在アメリカ在住のアモッド(インド出身)さんです。

アモッドさんには「ソフトウェア開発における問題解決と意思決定」についての知見をご発表いただきました。ソフトウェア開発の意思決定において重要となる「Why?What?How?」それぞれのステップについて、詳細に解説してくれています。

更に、問題解決の手助けとなる「ディシジョン・ログ」の活用法についてもお話いただきました。

スピーカー3:アントニオさんによる「リモートペアプログラミングについて」

3番目に登場したのは、GMOリサーチシステム部に所属しており、現在故郷メキシコからリモート勤務してくれているアントニオさんです。14時間の時差がある中、登壇してくれました。

アントニオさんのトークテーマは「リモートペアプログラミング」についてです。ペアプログラミングの基本的な説明や実施方法から、彼自身の経験に裏付けされたペアプログラミングを実施することのメリット、そしてリモートペアプログラミングを実施する際にぜひ気をつけて欲しいポイントとして「思考停止で”とりあえず”ペアプログラミングするのではなく、明確な目的意識を持って取り組んで欲しい」なども挙げていただきました。

スピーカー4:シカさんによる「Google Meet: インターネット接続が貧弱なあなたのための救世主」

4番目の登壇者は、GMOリサーチシステム部に所属しており、現在故郷インドからリモート勤務してくれているシカさんです。

シカさんには、「インターネット接続に困っている方への”救世主”」として、Google Meetについてご紹介いただきました。シカさん自身インドからのリモート勤務を経験し、Google Meetに何度も助けられたというお話をしていただきました。

スピーカー5:アウリマスさんによる「Mutagen – リモート開発ツールの高速ファイル同期とネットワーク転送の概要」

5番目の登壇者は、GMOリサーチシステム部に所属しており、リトアニア出身のアウリマスさんです。

アウリマスさんのトークテーマは「”Mutagen”と呼ばれるリモート開発ツールの高速ファイル同期とネットワーク転送の概要」についてです。既存のツールを再利用して、Docker(ドッカー)コンテナやKubernetes(クーベネティス)クラスターのようなリモート環境や仮想環境を扱うことができる、新しいタイプの開発ツールである”Mutagen”の特徴や基本的な使い方などについてお話いただきました。

スピーカー6:リュウさんによる「Zoomはどのようにして信頼できるサービスを提供しているのか?」

6番目の登壇者は、GMOリサーチシステム部に所属しており、台湾出身の劉(リュウ)さんです。

リュウさんのトークテーマは「Zoomが安定したサービスを提供している方法」についてです。zoomの接続プロセス(MTG開始〜実際に接続が立ち上がるまで)や、zoomで採用している「分散型アーキテクチャ」によるメリットなどについてお話いただきました。

スピーカー7:プリヤンカさんによる「リモートワーク の成功」

7番目の登壇者は、GMOリサーチシステム部に所属しており、現在故郷インドからリモート勤務してくれているプリヤンカさんです。

プリヤンカさんのトークテーマは「リモートワークの成功」についてです。1年以上にわたってのリモートワークの経験から、リモートワークのメリットや問題点、そして生産的に働くためのいくつかのTipsをご紹介いただきました。具体的には、ToDoリストの作成やタイマーの活用、気が散る物を身の回りから排除する、マルチタスキングをやめてみる…など。更に、モチベーションの維持や仕事とプライベートのオンオフの切り替え方など、様々な役立つ情報についての発表となりました。

スピーカー8:ベサさんによる「バーチャル空間におけるチームビルディングについて」

8番目の登壇者は、GMOリサーチシステム部に所属しており、現在故郷フィンランドからリモート勤務してくれているベサさんです。

ベサさんのトークテーマは「リモート環境でのチームビルディング」についてです。

前出の永井さんの発表にもあった通り、リモート環境ではオフラインと同じようなコミュニケーションをとることが難しく、チームの結束を高める”チームビルディング活動”の実施に課題を抱えるチームも少なくないはずです。そこで、ベサさんからSlackを活用したコミュニケーション術やハッカソンの勧め、また写真コンテスト等共通の趣味で繋がる小さなイベントを開く等のアイデアを共有いただきました。

スピーカー9:ロヒートさんによる「リモートワーク用のコミュニケーションアプリについて」

最後、9番目の登壇者となったのは、GMOリサーチシステム部所属で、現在故郷インドからリモート勤務してくださっているロヒートさんでした。

ロヒートさんのトークテーマは「リモートワークにおけるコミュニケーションアプリ」についてです。リモートワークにおけるコミュニケーションの重要性を説明し、実際に我々が業務上で使用しているコミュニケーションツール”Slack”がどのようなメリットとデメリットをもたらしているのか、についてお話いただきました。

(その他)ゲーム大会やテックブログアワード、抽選会などのイベントも

全9トークの他にも、”お楽しみ”としてQAエンジニア本間さんによるクイズ大会や、技術広報益山による、2020年”最も読まれたブログ”を発表するテックブログアワード、そしてご参加いただいたみなさま全員を対象に、Amazonギフト券が当たる抽選会なども実施いたしました。

「一般教養」と称し、声優やアニメ、競馬やCTO安藤の個人情報などかなり難しい内容が出題された(鬼畜・・・)
QAエンジニア本間さんによる記事が1位となりました!

休憩時間は「ovice」というツールを使い、双方向のコミュニケーションを可能に

「REMO CON」用に用意されたoviceの画面

しばしば設けられていた休憩時間には「Ovice」というバーチャルスペースの作成ツールを利用し、登壇者⇄参加者間、そして参加してくださった皆様同士における、双方向コミュニケーションの促進を目指しました。

私はスタッフ業務が忙しく残念ながらあまり参加できなかったのですが・・・。

弊社CTOの安藤は、外部の方とも結構コミュニケーションをとることができたらしく、大変喜んでおりました(よかった〜)。

新型コロナウイルスの影響でほとんどのイベントがオンラインに移行し様々な工夫がなされつつも、「オフラインで発生していた参加者間のコミュニケーション」に関してはなんとなくノータッチのイベントが多いような印象を受けていました。

個人的には、参加者間のコミュニケーションを楽しみにイベントに参加していた節があるので、このようなコミュニケーションの場を創出するツールの活用ができてよかったなと思います。

ああ、私ももっと色んな人とお話したかったなー!!(本音)

振り返りMTG

後日、運営委員で振り返りMTGを実施しました。

みんなの感想

  • TeamworkがGood
  • 全員が当事者意識を持って取り組んでいた。
  • シンクロ率100%だった。
  • 毎回のMTGに課題や宿題を各自持ち帰り、実のある会議だった。
  • 当日トラブル発生のリカバリを全員でカバーした。
  • エイシアさん頑張った!!エイシアさん頑張った!!

そして改善すべきポイントとしても「テーマの的をもう少し絞るべき」や「GMOリサーチに関する(テックの)内容もあるとよりイベントの統一感が増す及び独自性が生まれるかも」「現地でもデモを実施すべき」等の意見が挙げられました。

加て、参加者アンケートからもご意見・ご要望が寄せられておりますので、次回はこれらの課題を解決しつつ更にパワーアップしていきたいと思います。

このMTGを持って2021「REMO CON」に関するMTGは一旦終了しますが、みなさん、気持ちだけは既に次回に向けて走り出していることでしょう!(希望的観測)

オンライン打ち上げで締め

数ヶ月間にわたって話し合いを重ね、準備してきた今回のGMOリサーチテックカンファレンス「REMO CON」。

もちろん反省点はたくさんありましたが、ひとまずの成功を祝って、登壇者や運営委員のみんなで打ち上げパーティーを実施しました。

もちろんこちらもオンライン開催です。

No.1ポーズでパシャリ。

みなさん、本当にお疲れ様でした!

最後に

最後に、改めまして、ご参加いただいた皆様にお礼申し上げます。

次回イベントの開催日は未定ですが、また必ず実施させていただきます。

その際は今回より、更にパワーアップしたGMOリサーチシステム部の姿をお見せできますよう頑張って参りますので、またのご参加をお待ちしております!!

それでは、ありがとうございました!

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