みなさん、こんにちは!技術広報の中村まなです!
今回は、システム部のエンジニア・中村さんにインタビューさせてもらいました!
インタビューする方もされる方も中村で…ややこしくてすみません!
少し気になって調べてみましたが、全国名字ランキングによると日本で8番目に多い名字だそうです。笑
なぜ今回中村さんにインタビューさせてもらったかと言うと・・・
実は最近、可愛いすぎるお子さんが生まれて育児休暇を取っていたから!!
改めておめでとうございます!
世の中では最近、男性でも育児休暇を取りやすくなっていますが、GMOリサーチの実態はどうなの⁉という事でインタビューさせてもらいました!
自己紹介
名前:中村さん
所属: システム部・開発1課(リーダー)
職歴:エンジニア歴18年
趣味:寝ること(以前はお酒でしたが、奥さんに叱られたのと育児をきっかけにほとんど飲まなくなりました)
経歴
IT系企業に新卒入社。Sierとして他社へ出向き開発を行う業務形態で働き、2014年の3月からGMOリサーチに出向。2015年の10月まで派遣される形で、エンジニアとして勤務。その当時出会った方から声を掛けてもらったことをきっかけに、2019年3月にGMOリサーチに入社しました。
育児休暇の経緯
~産後の1カ月は特に妻とのチームワークを重視~
―育児休暇取得の経緯を教えてください。
まな:育休についてどんなイメージがありましたか?
中村:まず、前職で女性が育休を取っているところは何度か目にすることがありましたが、男性が取るのは見たことがなかったんです。
まな:え!?そうなんですか!?(意外!)
中村:世間的にも、男性の育休を推進するような整備がされていますけど、取得されていた方は僕が知らないだけかもしれませんが、覚えがないですね。
まな:では、GMOリサーチに転職してからも男性の育休に対してイメージが湧きにくかったのかなと思うのですが、今回育休を取得しようと思った経緯は何ですか?
中村:妻から相談され、家族で決めました。実家まで距離はそこまで遠くないものの、妻の母親が現在もフルタイムで働いているので、里帰りしても…という感じで、里帰り出産は選択肢から外れました。
また、色んな本やネット記事を見ると、産後の1ヶ月は特に大変だという情報をたくさん目にし、『妻とチームワークで乗り越えないと』という想いが芽生え、育休を取ることに決めました。
入社前は正直、福利厚生などあまり見ていませんでしたが、そこで初めてGMOリサーチの育休制度を調べてみました。
まな:入社する前は特に福利厚生に関して実感が湧きにくいですもんね。自分が当事者になるまで、育休制度などの福利厚生面をあまり見ていないという人も少なくないと思います。
中村:そうなんです。そこで初めて色々な制度が整えられていて、様々な保障が用意されているということを知りました。
制度的にお金の支援など、もちろんとてもありがたかったですが、僕の場合は取得期間が1か月だけだったので、どちらかと言うと「この1ヶ月は本当にしっかりと休めるのかどうか」というのが1番大事でした。「チームワークを大切にしながら2人で育児を行うこと」を第一優先に考えたかったので、その点を最重視していました。
まな:休みなのに業務連絡などが来たら休めないですもんね。ちなみに・・・実際に連絡は来ましたか?
中村:子供の名前や写真を送ってほしいとの連絡が来ました笑笑
結果的にはチームの協力もあってしっかりと休むことができ、育児に集中することができました。
―育児休暇取得をチームに話した時どんな感じでしたか?
中村:まず最初にマネージャーに話して、その後チームのみんなに知らせました。出産予定日の約5カ月前くらいですかね。
プロジェクトが始まる前だったので、メンバー編成も最初から僕が抜けることを考慮して、マネージャーがアサインする人を考えてくれていたと思います。
まな:マネージャーや、チームメンバーに伝えたときの皆さんの反応はどうでしたか?
中村:「応援する」と言ってくれる人も居ましたし、「休みがとれるようにサポートする」など、皆さんたくさん温かい言葉をくれました。
まな:優しい方たちですね!
中村:はい、妻にもそれを伝えたときに「良い会社だね」と言ってくれました。GMOリサーチにはお子さんがいるパートナーがたくさんいるので、妊娠を理解してくれる環境に対して、妻もとても安心していました。
まな:奥さんからすれば、旦那さんの会社が妊娠を理解してくれる環境だととても助かりますよね!
中村:そう思います。本当に周りの理解に助けられたのはありますね。先輩ママとパパたちが、たくさんアドバイスをくれましたし。
これからママ、パパになる人たちのためにプレママ・プレパパリストを作ってくれている方もいて、とてもありがたかったです。それを見て子供に使えるサービスだったり、困ったときの考え方だったりを知ることができ、勉強になりましたし助けられました。
まな:それ感動です!
中村:それにお子さんがいる、いない関係なく気遣ってくれる方がとても多くて。
仕事の方も調整してくれたり、「最近どうですか?」と声をかけてくれたり、「何かあれば駆けつけるので」と言ってくれた人もいたので、とても嬉しかったです。
育児休暇をとって良かったこと
~傍に居れたからこそ娘にあった育児法を見つけられた~
―育児休暇を取ってよかったことは?
中村:おむつ替えやミルクをあげるなど、育児にどんな作業が必要なのか知ることができたというところですかね。
ミルクに関してはミルクをあげるだけでなく、哺乳瓶を洗う・消毒と消毒液の入れ替え・買い足し・冷めるまで何分だから、何分前にお湯沸かせばいいとか。それに加えて、自分たちのご飯の準備や洗濯、掃除などもあるということを知れる機会になりました。
まな:うわぁ。。。とても勉強になります。
中村:あとは、一緒に過ごせた時間のおかげで子供がちゃんと僕を身内として見てくれているところです。
まな:え、どういうことですか?!笑
中村:子供がこの人知らないって感じではなく、ちゃんと関係者として認識してくれているなと思います。多分、あまり会わない感じだと誰?ってなったり、急に泣き出しちゃう事もあると思うんですけど、懐いてくれていると思います。
まな:確かに、だいたい赤ちゃんはお父さんよりお母さんの方が懐いているイメージなので、それはとても嬉しいことですね!
中村:他に良かったことは、妻1人任せにならなかったところです。2人で試行錯誤して、自分たちの娘にあった抱っこの仕方やお風呂の入れ方などをじっくりと研究することができました。
―育休期間のルーティンを教えてください。
中村:最初は朝の3時まで僕が起きていて、3時〜4時に妻が起きて僕と交代する。ミルクは3時間ごとにあげてという感じでした。
朝は10時に起きて、ミルクをあげて、オムツを替えて、泣いてるからあやして、またオムツを替えてなどを繰り返していたら、自分がトイレに行くことや、食事を取ることを忘れてしまったり…みたいなことも多々ありました。今は4〜5時間ごとにミルクをあげています。
まな:本当に本当に忙しいんですね。2人体制でもしんどさが伝わってきます!
これ女性1人だったら本当に大変そうじゃないですか?
中村:もう本当に大変で、2人でもきついなと思いましたね。
特に出産後の女性は、精神的な波があったりというのを聞きますし。多分1人に任せてしまったら壊れちゃうんじゃないかと思うくらいです。
お子さん誕生について
-お子さん誕生について教えてください。
中村:まず、平日の早朝6時くらいに破水したと妻に起こされて、予定日より早かったのと寝ぼけていたのもあり、最初は冗談かなと思いました。笑
すぐに病院に連れていき、妻はそのまま入院になりました。僕は時間があったので、仕事を始めていたら、その日の昼過ぎに産まれました。
このご時世だったので、立ち合い出産もできませんでしたし、妻と子供も何日間か入院だったので、その間僕は家の部屋を片づけておくくらいしか出来なかったです。
まな:産まれたのに会えないって気が気じゃないですよね。
中村:そうですね、でもその会えない間は仕事をしていましたね。笑
まな:お子さんが産まれた中で仕事に集中できたんですか!?
中村:妻から出産の連絡をもらったとき、そのまま休んでいいよと部長が言ってくれたんですけど、コロナの影響もあって病院に荷物を届けたら他に何もやることが無くなっちゃったので、そのまま仕事してましたね笑。だから結局、妻と子供が退院する日から休みに入らせてもらってという感じでした。
まな:初めてお子さんに会った時の感想は?
中村:ちっちゃーいって思いました。笑
まな:そうですよね笑。中村さんと奥さんのどちらに似ているんですか?
中村:僕はどっちにも似ていないと思っていて笑笑
黒目の大きさだけは妻に似ているなと思うんですけど、それ以外は・・・昔のお坊さんの織田無道って知ってますか?それか毛沢東かガッツ石松。そういうおじさんに似てるんですよね。
まな:知ってますけど待ってください爆笑。まだ赤ちゃんで髪が生えてないからじゃないんですか?
中村:それもあるけど、表情もです。
まな:面白すぎます爆笑
中村:すっきりして天使のような顔の時もあれば、ミルク後のゲップの時とかは酔っぱらいのおじさんに見えます。ほんとに女の子よりおじさんかなって思う時もあるくらいです。笑
改めて毎日、顔や表情の変化が見れてよかったなと思いますね。
育休後の感想
~育休が自然に選択できる雰囲気があったことに感謝~
―育休後の素直な感想をお願いします。
中村:正直、もっと育休期間を取りたかったなという気持ちは少なからずあります。
妻1人に任せるとなるとまだ大変だし、負担だとも思いますし。
また、1ヶ月目の世話の仕方と、2ヶ月目、3ヶ月目の世話の仕方って変わってくると思うので。
まな:あー、たしかに!
中村:だから、最初の変化が激しいときは2人で一緒にやる方がもっと良かったのかなと思いますね。もちろん、育休期間をもっと取ろうと思ったら全然取れたと思うんですけど、最初に自分で1ヶ月って決めましたし、自分自身がプロジェクトの事が気になってしまったというのもあったので戻ったんですけどね笑
まな:初めての育休だったら感覚とかもわからないですし、取得期間などの判断って難しいと思います。
中村:でも1ヶ月で、ある程度育児の軌道に乗ることができたっていうのもあって、戻って来る事ができました。本当に軌道に乗れていなかった場合は、相談していたと思います。
まな:そうですよね、GMOリサーチの仲間は相談したら必ず親身になってくださる方ばかりですもんね。
中村:そうですね、そんな雰囲気を作ってくれている仲間に本当に恵まれたと思います。
最初に伝えたように、最近は世の中の制度として男性の育休取得が推進されていますし、各会社で整備や体制がしっかりしていることが多いと思います。
だけどそれ以上に、現場で育休を取りやすい雰囲気だったり、サポートしてくれる空気が大事だと今回とても思いました。
まな:確かに、制度があっても取れなかったら意味ないですよね。
中村:そうです。でもGMOリサーチには子育てをしながら働いてる人が何人もいるので、育休取得が特別な事ではなく、自然に選択できる環境や雰囲気がありました。振り返ると、それがとてもありがたかったなと改めて思います。
他社では制度としてはあるけど、職場として取りにくい場合があるということも聞くので、制度以上に、現場の人が気兼ねなく休みを取れる雰囲気があるGMOリサーチの良さは本当に素敵だなと思いました。
最後に一言
―先輩パパ社員として、未来のパパママ社員に一言!
中村:育休が取れる場合は、取ることをおすすめします。休暇なので、少し優雅な時間があるのかなと思ったら、そうではないので気を付けてください笑
赤ちゃんが産まれて最初の1ヶ月の始まりを一緒に過ごせるというのは、とても素敵で大事な時間だし、学ぶことも多かったのでとても良かったなと思います。なので、育休を取れる人は本当に是非とも取ってもらいたいですね。
また、育休を取得したことにより、これから出産を迎える仲間が今後どんな暮らしになるかを想像できるようになったので、困ったことがあれば僕も含め先輩ママやパパ社員に気軽に相談してくださいね。