バングラディシュ人の私が思うGMOリサーチの働きやすさを日本語で書いてみました

バングラディシュ人の私が思うGMOリサーチの働きやすさを日本語で書いてみました

皆さんこんにちは!

システム部のシャリフと申します。私はGMOリサーチでシステムエンジニアとして働いています。私はバングラデシュ人で、日本に来てから4年経ちますが、GMOリサーチに入ってからは約3年になります。

今回は、外国人の私から見たGMOリサーチのグローバルで働きやすい環境をお伝えしたいと思います。

来日と入社の背景

「日本で働いてみたい」をGMOリサーチで実現~

私はバングラディシュで大学生時代に参加したボランティアと、新卒で入社した会社に日本人が居たことをきっかけに、日本に対して興味を持ち、いつか日本で働いてみたいなと思うようになりました。

最初は、日本の大学院に進もうと思い来日しましたが、まずは日本語を学ぶための塾に約半年ほど通いました。

その後、日本の大学院に進学するか、働いてみるかを迷っていた時に、何社かの面接を受けてみることにしました。その時初めて、自分の日本語力は日本で働くことができるくらいまでのレベルに達したことが分かり、それなら実際に働いてみようと思い就職を決意しました。

結果的に3社から内定をもらいましたが、各会社のWebサイトなどを比較し、GMOリサーチが一番社員のことを大切にしている会社だと思ったので入社を決めました。

私は、コロナウイルス流行直前の2019年11月にGMOリサーチに入社しました。入社当初は、もちろんコロナの影響もなく、マスクなしで皆さんの顔と名前を覚えることができ、対面コミュニケーションをとれた私はとてもラッキーだったと思います。

システム部での働き方

私はこれまで、システム部で様々なプロジェクトに携わってきました。

  • バックエンド開発や改善
  • APIの開発やクライアントのAPIシステムの連携
  • QAテスト
  • フロントエンドの部分

などです。

現在は、MO(マーケットオブザーバー)の開発や改善を行っております。

また、エンジニアの技術力を高めるために年2回ほど開催される「システム部研修」に向け準備を行う、システム研修委員会にも所属しています。この研修では、業務や知識として役立つものや、流行りの技術などに注目して、研修内容を決めています。その内容を決定するためのミーティングにも参加したりしています。

(システム部研修については、こちらでも触れているので見てみてください)

バングラディシュへ一時帰国を決意

~「家族に会いたい」コロナ禍で帰国を許してくれた上司に感謝~

仕事は順調に進んでいたものの、一時帰国をしたいという気持ちが少しずつ芽生えていきました。

その理由は、コロナウイルスの影響もあり、2018年の来日以来、一度もバングラディシュへ帰れずにいたからです。当時はコロナ猛威により、GMOリサーチでも在宅勤務を推奨していた時期だったので、誰とも話す機会がなく徐々に寂しさやホームシックを覚え、家族に会いたい気持ちが強くなっていきました。

2022年2月、コロナの流行は収まっていなかったものの、オミクロン株が少しずつ落ち着いてきたようだったので、この機会を逃してはならないと思い約3ヶ月ほど一時帰国をすることに決めました。

もちろん、世界中でもコロナの状況は落ち着いていませんでしたし、海外渡航制限や、国際便の数がかなり限られている状態でした。

ですが、上司に「一度国に帰って家族に会いたい」と相談したところ

「安全に気を付けて行って来てください。バングラデシュで楽しい時間を過ごすように」

と受け入れてもらえたので、嬉しかったのを覚えています。

またコロナにかからないよう、バングラデシュでの過ごし方についてもアドバイスをくれたので、とても助かりました。

当時の判断を上司に聞いたところ、

「コロナ禍で在宅勤務が推奨されていた時、日本人パートナーは国内の実家に帰って業務を行っていたから、外国人メンバーも同じように考えてあげなければならないと思った」

また、「コロナ前は外国人パートナーは有休を取って長期間の帰省を行う人が多かったので、コロナの影響で以前出来ていたことを奪ってしまうのは心が痛かった」

などと、外国人パートナーの気持ちを理解してくれたことがよくわかりました。

バングラディシュでの勤務

~『外国人』を理解してくれる仲間がいる~

上司から一時帰国の許可をもらい、無事にバングラデシュに着くことができました。

久しぶりでしたが、故郷なので現地での生活にもすぐに慣れ、快適に楽しく過ごせました。

バングラデシュは暑い国で、1年のうち8カ月間は気温が高く、4カ月間はやや低いです。私の帰国のタイミングは、ちょうど日本の秋頃のような気温の時期だったので、とても過ごしやすかったのを覚えています。

また、しばらく会っていない家族や友人と再会することができ、貴重な時間となりました。

余談ですが、帰国後すぐに従兄弟の結婚式がありました。コロナの状況から、このような式典の開催は難しいと思っていましたが、無事開催に至り、この結婚式で多くの従兄弟たちに会うことができたので、私にとってとても良い思い出になりました。このような素敵な思い出が作れたのも上司のおかげだと思いました。

《バングラディシュで従兄弟の結婚式に参加しました》

バングラデシュの時差は、東京より3時間遅れています。ですが、チームで働いていた私は、

日本と同じ時間で仕事をした方が、チームメンバーとのコミュニケーションがうまく取れると思ったのと、プロジェクト全体に迷惑をかけたくなかったので、日本時間に合わせて働くことにしました。

チームで働く上で、この選択は非常に良いことだと思いましたが、毎朝午前6時頃に起きなければなりませんでした(GMOリサーチの就業時間は10時~19時)。正直、生活リズムの調整が少し大変でしたが、徐々に慣れていき、朝に少し散歩をしてから仕事を始める日もありました。

私のようにGMOリサーチでは、ドイツ、マレーシア、フィリピン、スウェーデン、台湾、中国など様々な国の人が働いています。

そのため、コロナ禍で私と同じように数か月間母国に帰っていた仲間もいました。

外国人の仲間が一時帰国を選択できた理由は、GMOリサーチがリモートワークを取り入れており、さらに帰国を理解してくれる仲間や上司がいるからだと思いました。(現在はアフターコロナを見据え、リモートワークと出社をバランスよく取り入れ、対面コミュニケーションを推奨しています)

無事に3ヶ月間のバングラディシュへの一時帰国を経て日本に戻った時、仲間からは何度も「シャリフさん、おかえり~!」と言ってもらえました。その度にとても嬉しかったです。

GMOリサーチの特徴

~外国人でも安心して働ける場所がGMOリサーチ~

海外出身の社員も多いことから、GMOリサーチは本当にグローバルな会社で、外国人にとって働きやすい環境だと思います。

実際に、システム部でも外国人エンジニア(インド、リトアニア、フィリピン、台湾人など)が活躍しています。

特に私が思うGMOリサーチの特徴は...

日本語能力試験等の証明書が無くても働くことができるところです。

ここでは、働く多くの人が英語でコミュニケーションを取っています。チームを作る際は、言語のことを考慮してもらえるので、言葉の壁を気にする必要はありません。また、GMOリサーチには言語能力を向上させるため、多種多様な言語サポートプログラムがあります。これは外国人にとって非常に良い機会だと思います。

私は少し日本語を話すことができますが、言葉の意味が分からなかった場合は、リーダーやチームメンバーに簡単に相談することもできます。その場合は、仲間がやさしい日本語で説明してくれるので、とても助かっています。

言語に限らず、システム部の仲間は困ったことがあると、皆手助けをしてくれるのはもちろん、問題解決に導いてくれるので本当に頼もしく素晴らしい仲間です。

私は、初出社日の第一印象で、社員の皆さんがとても親しみやすそうだと思ったことを覚えています。日本で正社員として働くのは初めての経験だったので、GMOリサーチに限らず日本の会社員は正直なところ、皆堅苦しいというイメージを持っていました。しかし、初めて皆さんの雰囲気を見た時にその考えが払拭され、ここなら安心して働けると思ったことを鮮明に覚えています。

GMOリサーチにはメンター制度もあるので、相談できる先輩社員がいつでも傍にいるという点も、安心できた要素の1つでした。

私は会社の人事ポリシー「楽しもう・やり抜こう・尊重しよう」が気に入っています。理由は、仕事を前向きに楽しんで行ってこそ、仲間にもお客様にも良いサービスが提供できると考えているからです。また、始めたことは最後まできちんとやり抜き、諦めない姿勢を持つことも大切だと思っております。この考えを持ちながら、様々な国や宗教の人々が一緒に働くことのできる環境が備わっている点も、GMOリサーチの大きな魅力の一つだと感じています。

《プライベートでもシステム部の仲間と仲良くしています》

最後に

GMOリサーチには、様々な人が在籍しているので、とても生き生きとした楽しい会社だと私は感じています。

私の目標は、今の業務でたくさんの経験を積み、今後活躍できるポジションにつくことです。ベストな開発に向けてもっと自分の技術力を上げ、一緒に働くチームメンバーを助けられるようになりたいです。そして、どんな役割についたとしても挑戦し続け、会社の目標達成に貢献できるよう、プロジェクトに対して責任を持って働いていきたいです。この経験を経て、いずれはリーダーの立場になれるよう、今後も頑張っていこうと思います!

ここまで読んで下さり、ありがとうございました!

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