こんにちは。GMOリサーチ技術広報のちはっぴーです。
今日は弊社AIエンジニアの福原さんにお仕事内容を伺っていきます!
情シス業務からシステム部のデータ分析担当へ
–お疲れ様です。今日はよろしくお願いいたします。
福原:こちらこそ、よろしくお願いいたします。
–早速ですが、福原さんのGMOリサーチでの経歴を教えてください。
福原:現在入社6年目で、システム部でデータ分析を担当していています。
現在進行中のプロジェクトでは、アンケート調査の粗利状況を分析して、その結果によって自動で今後のアンケート配信の動きをコントロールするような仕組みを作成中です。
初めはシステム部ではなく管理部で情シス業務を担当していました。
情シスというと、PC入れ替えの段取りを組んだり、オフィスで使う機器の利用手順書を作成したりだとか、そういう業務のことです。
半年くらいでシステム部に異動することになって開発チームにジョイン。
運用開発に携わりつつ、たまにコーポレートサイトのリニューアルプロジェクト等、システム部以外の開発案件を担当することもありましたね。
というのがこれまでの私の経歴です。
無駄な繰り返し作業を減らしたbot「cron-checker」の開発
–入社6年目ということでこれまで様々な業務に関わって来られたと思いますが、特に達成感を感じた仕事があれば教えてください。
福原:どれも頑張ってきましたが・・・発案〜実装まで自分でやり遂げたという点で言えば、”cron-checker”というツールの作成ですね。
–cron-checker!詳しく教えてください。
福原:まず名前の由来なのですが、『”cron” と呼ばれる繰り返し作業が正常に動作しているか”check”するツール』ということで”cron-checker”と呼ばれています。
以前、システム部で毎日何時に動くと決められたバッチが230個くらいあって、それら全ての動作を毎日チェックする必要があったんです。
当番になった人がいちいちメールをバッチの名前とかで検索して、メール開いて中を見てエラーチェックをして・・・という作業だったんですけど。
すごい非効率的だなあと思って、正直自分もやりたくなかったので「これ、どうにか効率化できないかなあ」と考えました。
–確かに、かなり面倒な作業ですね。
福原:そうなんです(笑)そこで開発したのが”cron-checker”です!
–cron-checkerにはどんな機能があるのでしょうか。
福原:端的に説明すると、メールサーバーにアクセスしてメールをとってきて、チェック対象のメール(エラー通知等)を抽出してテキスト出力する、という動作を自動化したツールです。
プロトタイプ作成後も、使い勝手をよくするためにエラー通知を検出したらslackに通知が飛ぶようにしたり、細かい修正ですがエラー表示を目立たせるようにしたり、継続的に機能追加していきました。
その中で最初はJavaで書いてたけど、一部のテストコードをKotlinで書いてみるなど色々なことにチャレンジしてましたね。
現在はバッチを全てhinemosに移行してそれぞれの開発チームでバッチ管理しているのでこのツールは動いてないのですが、無駄な繰り返し作業を減らすことができたので作ってよかったです。
勉強のモチベーションは”在りたいエンジニアの姿”
–話は変わりますが、福原さんはデスク周りに本をたくさん置いていたイメージがあります(※現在はフリーアドレスに)。今はどんな勉強をされているんですか?
福原:ここ数年はAIや機械学習の勉強をしています。
–業務に必要だから、ということでしょうか。
福原:うーん。AIや機械学習を用いるようなプロジェクトはそもそもなかったので、とりあえず個人的な興味ってのが大きいですね。
ただ、何かアウトプットしたくなるのがエンジニアの性と言いますか・・・(笑)
学んだ知識を活かして、GMO Yours(※オフィス併設のカフェテリア)の定点カメラ画像を見て、おやつが新しく運びこまれるたびに識別してslackで教えてくれるっていう『おやつ管理システム』とか作ってました。
–たまに全くおやつがない時間に行ってしまってしょんぼりするので、その機能最高だと思います!!
福原:趣味で作成したものではありますが、私自身も無駄足を踏みたくないという思いから作成しました。
残念ながら、今はレイアウトも変わっちゃってるし、リモートワークになったしでもう動かして無いですけどね。
–おやつ管理も、ご自身で発案された”cron-checker”も、痒いところに手が届くようなツールだなと感じました。ちなみに、必要から始まっていない物事に対する学習のモチベーションはどこから来るのでしょうか・・・?
福原:個人的にエンジニアは何かを作ってなんぼだと思っています。作った人がえらいのです。
なにか新しいアウトプットをするには、インプットが絶対的に必要ですし、常に新しいものを見て追って、自分の理解の最前線を広げていかないと面白いものは作れない、という気持ちが原動力になっていると思います。
–なるほど!エンジニアとしての”在りたい姿”の現れなんですね。
未来のチームメンバーに対してひとこと!
–最後に、未来のチームメンバーに対してひとこといただいてもいいでしょうか。
福原:ゆるーく、楽しくやっていきましょう。
–なんとも福原さんっぽいコメント!(笑)うちの会社の雰囲気が伝わっていいですね。
それでは、ありがとうございました!
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